2024.6.8

 

島根県吉賀町。

人口6231人の町。

 

本日、新社会党島根県の仲間の皆様にご挨拶にお邪魔しました。

 

高速道路のインターチェンジを降りた途端に、目の前に広がる田んぼ。

古文書「吉賀記」で有名な吉賀の棚田が、目の前に広がる。

 

そして、島根県の党員の皆さまとお話する中で話が広がる。

 

「有機農業が盛んで、学校給食に有機農業のお米を無償化して子どもたちに食べてもらっている」といった話が。

 

えっ?そんなの聞いたことない、先日視察でお邪魔した、千葉県いすみ市は有名だが

 

1981年から地域ぐるみで有機農業に取り組んでおり、現在でも多くの方がお米や野菜を生産し、特に1998年からは学校給食の全量を有機栽培米で供給し、次代を担う子どもたちに安心・安全な食材を供給しているという。

 

2008年には吉賀町有機農業推進計画を策定し、担い手の確保や、販路の拡大等、有機農業を町ぐるみで推進し、環境に配慮した農業を振興していくために、「オーガニックビレッジ宣言」をし、移住者も増えている。

 

本日お会いした党員の方も、実際に有機農法で野菜を栽培していました。

 

しかも、吉賀町ではオーガニック給食の無償化だけではなく、保育料の無償化、子どもの医療費、一時保育料も完全無料化、放課後児童クラブ利用料も完全無料化を行っていました。

 

島根県自体が県ぐるみで「最も子育てしやすい町」を目指して取り組んでいる、と聞きました。

 

先にも述べたように、千葉県いすみ市や泉元市長で有名な明石市などはとても有名ですが、島根県の吉賀町でこのような取り組みが行われているとは、初めて聞きました。

 

まだまだ自分は勉強不足、というのを実感させられたと共に、首長の、そして大人のやる気次第でやれないことはない、と改めて実感し、そのような話でとても盛り上がりました。

 

最後に、「必ずまたお邪魔させていただきますので、今度は農地を視察、そしてお手伝いさせてください!土を触らせてください」とお願いし、固い握手をして、島根県を離れました。

 

子どもが最も元気に、そして子どもを育てる親が最も子育てしやすい町に。

 

これこそが、本当の持続可能な国、そして町です。

 

子どもがいきいきと育ち、安心で安全な食べ物を食べ、美味しい水を飲む。

 

当たり前に思われるが、当たり前ではないこの国の現実。

 

もっともっと大人、そして政治が意識を変えて取り組まなければいけない。

 

また早く島根に来たい、と別れを惜しみながら島根を離れました。

 

やれば、絶対にできるはずだ。

 

(話が盛り上がりすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいました😅大変申し訳ありません🙏)

 

報告甲斐まさやす