PFASによる水道源汚染原因究明と市民の健康を守る施策の実施を求める意見書 
自・公・令など反対討論なし 否決
2023年3月29日(木)、三鷹市議会第1回定例会・最終日、今期最後の本会議において、上記意見書(提出者・嶋﨑英治 賛成者・栗原けんじ)は、令和山桜会、自由民主クラブ、公明党、諸派(成田ちひろ議員)ら14名の反対で否決されました。反対討論一切なしの否決です。
「意見書」は、政府及び東京都に対して下記の5項目を求めています。そのどれが賛同できない理由は何であるかについて一切述べることなしに否決です。
<5項目>
1 米国ガイドライン水準の規制値を設定すること。
2 日本列島に存在する米軍基地及び自衛隊基地のPFAS汚染の実態調査を国は率先して行い、調査結果を速やかに公表すること。
3 PFAS・有機フッ素化合物により汚染され、汲上げ停止した飲料水源汚染の原因を究明し、公表すること。
4 土壌や河川、海を含めて総合的な対策を早急に確立すること。
5 国及び東京都は、PFASの血中濃度検査を無料で実施すること。
★採決結果:賛成少数・否決
賛成12(いのちが大事 日本共産党 民主緑風会 山田さとみ議員(都民ファーストの会)
反対14(令和山桜会 自由民主クラブ 公明党 諸派[吉沼德人・日本維新の会 成田ちひろ・つなぐ三鷹の会] 
退席 1(諸派[半田伸明・無所属]
🎦本会議 録画中継はこちらから⇒ https://mitaka-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_list
注:3/31(土)20時以降にはご覧いただけるかと思います。
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