2023年11月26日
都民政策会議 第二回意見交換会
「多摩地域、水のPFAS汚染について」
が開催され、自治市民21三鷹の甲斐まさやすと嶋﨑英治も参加いたしました。
(会場:国分寺市にある都立多摩図書館セミナールーム)
■意見交換会プログラム■
第一部 基調報告:諸永裕司氏(ジャーナリスト 「消された水汚染」著者)
「PFAS問題をめぐる最新状況と政策提言」
第二部 市民団体、市議、都議からの報告
第三部 今後についての意見交換、提案
諸永裕司氏の基調報告では、海外や国内状況についての最新情報の報告がありました。
現在PFAS については日本国内でも関心が高まっており、2024年には国内での目標値の見直しが検討されているため「汚染問題の分岐点になるのではないか」とのことでした。また、「いろいろな地域が繋がり、地方から民主主義をDIYできるといい」ともお話されました。
第二部では、三鷹市から市議の石井れい子さんと甲斐まさやすが登壇しました。甲斐からは、甲斐と嶋﨑英治も発起人となっている「安全な水を求める市民の会・三鷹」がどのような活動をしてきたかの説明と報告をいたしました。
また、先日「安全な水を求める市民の会・三鷹」が河村孝三鷹市長に提出した「PFAS汚染の改善と調査を求める要望書」についてもお話いたしました。
そして活動報告の後に、甲斐個人の意見として、「この問題は日米同盟、日米地位協定、日米合同委員会にまで踏み込まなければいけないと思う。そこまで声をあげることが一番大切」というお話もさせていただきました。
石井れい子市議は、2020年から現在に至るまでの三鷹市議会での意見書や決議の結果報告、三鷹市のPFAS汚染の現状をご報告くださいました。
その後、各地域の市民団体、市議、都議から現状報告がありました。
第三部では、市民、市議、都議を交えたグループに分かれて都議会への意見書にあげたい要望を3項目まとめるというディスカッションを行いました。
グループごとにまとめられた3項目については、都民政策会議公式Facebookの下記の投稿でご覧いただけます。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0iDetyTmDu9LJuMSXFhyvhB9iDEwkEXxuYGTaNwnmvkYWLDbAntb791y2MjcyFvxBl&id=100069357489339&mibextid=WC7FNe
甲斐は、地域をまわった際に実際に市民の方からの要望が多かった「希望する方の家庭でのPFAS除去の浄水器を都が負担するべき」という意見を述べました。
都民政策会議アドバイザーの宇都宮健児弁護士も議論に参加されました。
このように「より具体的に」議論し、行動する人たちが集まる、ということはとても有意義ですし、こういう意見交換を行う事が問題解決の第一歩と考えます。
そして、多摩地域の有機フッ素化合物PFAS汚染の汚染源として疑われている米軍横田基地のことを脇に置いて汚染問題に取り組むことはできないと考えます。
市民への健康調査や環境調査を行うのは当然のこととして、米軍横田基地に対して立ち入り調査を行うこと、米軍横田基地、ひいては米軍との不平等条約の存在についても私たち都民が考えることが重要ではないでしょうか。
(報告 甲斐まさやす)
都民政策会議公式Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100069357489339
多摩地域の市議会から東京都や国に対して出されている意見書
(都民政策会議公式Facebook)
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0iVVFjue99xHyB3WKHkvjG931MQMKB9ziTxH6CcDUdVfLGi6k9yumKUMbC31UpeoEl&id=100069357489339&mibextid=WC7FNe
自治市民21
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