「日米地位協定とは何か」をテーマに講演会が6月21日18:30、仙台市内で開かれました。

「日本全土が潜在的基地。基地提供について米軍の包括的権利に委ねられています」

佐久間敬子弁護士が説明!甲斐正康は日米合同委員会をザックリ暴きました。

大学生も多く出席して会場を満席にしました。

 

◆知ってましたか?日米地位協定はこんなに「差別的」!

弁護士 佐久間敬子

『日米地位協定とは何か』

 

◆正式名称

「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」

1960年1月19日署名・6月23日発効

 

◆沿革一旧安保条約3条の具体的取り決め・日米行政協定・1952年2月28日締結・4月28日発効

 

◆1960年の制定後、一言一句改訂されていない

 

◆地位定の内容・特色”全28条

特色~世界に類例のない不平等で差別的な協定

①協定自体の不平等性・従属性

②協定の解数・運用における不平等性・従属性(日米合同委員会)

参照=独・イタリア(敗戦国)、ベルギー、イギリス(NATO諸国)

イラク地位協定(の衝撃!)他に朝鮮国連軍地位協定あり

 

◆その主な内容

① 全土基地方式

②排他的管理権~治外法権=日本法の適用排除

③ 原状回復義務免除~環境汚染の問題

④ 空の主権(制空権)放棄

~横田・岩国ラプコン(普天間・嘉手納)

⑤基地間移動の自由

~オスプレイ飛行ルート

⑥出入国自由の特権 

⑦税の優遇

⑧刑事裁判権

⑨民事裁判権・損害賠償〜爆音訴訟の賠償金